課外活動の拠点「山小屋」 その名はカフェテリアに引き継がれている
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2017/06/08
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立教大学の「いま」と「むかし」をご紹介します。
1992(平成4)年に完成した学生課外活動施設ウィリアムズホールの2階には「カフェテリア山小屋」という軽食堂があります。「山小屋」という名は、かつて現在のマキムホール(15号館)辺りにあった木造建築につけられていた通称でした。
教室棟として誕生し、その後は主に文科系サークル団体の部室として使われていた。
「山小屋」という通称は外観に由来すると言われています。
この建物は1931(昭和6)年に校舎(38番~ 41番教室)として建てられましたが、戦後、課外活動を行う部室が足りなくなり、教室から転用することになったのです。ちょうど1959(昭和34)年の法学部開設に備えて5号館が完成し、多少教室に余裕が出たことが幸いしました。すでにこの時には「山小屋」と呼ばれていたようです。
その後、課外活動の拠点として学生たちに親しまれましたが、ウィリアムズホールの完成に伴い、取り壊されました。
その後、課外活動の拠点として学生たちに親しまれましたが、ウィリアムズホールの完成に伴い、取り壊されました。
現在の「カフェテリア山小屋」。ゼミやサークルのパーティーなどでの貸し切り利用もできる
ウィリアムズホールは中心部に吹き抜けの大きなアトリウムと階段がある地下1階、地上5階建ての課外活動施設。体育会やクラブ?サークルの部室、スタジオ、音楽練習室などがある
第一食堂の西側に「山小屋」があった頃の池袋キャンパス
[立教学院史資料センター]
※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご注意ください。
※本記事は季刊「立教」240号(2017年4月発行)をもとに再構成したものです。定期購読のお申し込みはこちら
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